なのの妄想とひとりごと

大きなひとりごとです。

久しぶりすぎて緊張した話

ひょんなことで20年ぶりくらいに高校の時の友人達と会うことになった。

友人達はどういう風に変わったのか?当時より10kg以上に太った私に気付いてくれるかどうか‥‥不安と喜びを交互に抱きながら待ち合わせ場所に向かった。

 

待ち合わせ場所に着いて周囲を見渡す。

人待ち顔の人を見つけては、あの子の様にも見えるし、違うかもしれないし…。声をかけにいく勇気がない。人見知りのあかんたれが発動している。

何か連絡が来てないかスマホを見ると、どうやら2人ほど到着している様子だが、周りを見ても誰かわからない。探すよりも見つけてもらう方が早いかもしれないから「黄色いワンピ」とだけメッセージを打って周囲の様子を伺うと「…なのちゃん…だよね?」と1人の女性が声をかけてくれたら「久しぶり!」ともう1人も声をかけてくれた。

会わなかった時間があっという間に埋まる。昔と変わらぬ距離感でお互いの近況の確認と報告をしている間に残り2人もやってきてた。

近くのカラオケボックスへ行ったのは「ゆっくりと話せる場所がいいよね」と誰かが言って「今のカラオケボックスは持ち込みOKだよ」の誰かの声に「おにぎりが食べたい」と誰かが被せてきたからだった。

 人前で歌うことが嫌いでカラオケボックスは滅多に行かないところなのだが、個室でソファーにゆったり座り、BGMは自分の好きな曲を選べるのとドリンクは飲み放題でセルフサービス。フードはタッチパネルで注文する。コンビニで買ってきたお菓子と本人歌唱のLive映像を適当に流して、好きなアーティストが歌い始めるとおしゃべりが止まって聞き入って…。流して喋って喋って4時間くらいいたかな。

解散しての帰り道、楽しかったという高揚感はあるのだけれど何を話してたのか覚えていなくて、くだらない取り留めのない話をダラダラ話して…。

楽しかったからいいか。

帰り道、いつもより浮かれた足取りで帰宅した。